悲しき独裁者

 今朝、久しぶりにオンラインで哲学カフェに参加した。哲学カフェというのは、一つのテーマにそってファシリテーターがいる状態で数人で話し合うワークシッョプです。今回のテーマは「正論はなぜ嫌われるのか」。老若男女いろんな意見が出た。正論とは相手がつかれたら痛いところ、言わなければならないときもあるもの、理想論、感情に対する理性、自分は思ったことを言ってるだけなのに正論と言われてしまって困るなどなど……。私は正論を言うときは言い方をマイルドにするべきなんじゃないかな、みたいなことを言った。そして、「正論言うな!」とか相手に言われたときは最初はびっくりするけど、相手にとっての正しさや、自分が正しいと思って大切にしてるものを知る材料になるんじゃないかなとか言った。←でもこれって人によってはガチガチの「どんなときでも対話ベースでいるべきだ!」みたいな「正論」ですよねとあとで思った。(笑)職場やママ友とかのイヤイヤ集められた複雑な人間関係の中だと、こんないつでも冷静じゃいられないですよね。自分もそんな冷静でいたことない。自分が「人間、全員もっと空気読んで仲良くしやがれクソバカヤロー共が!」という、悲しき独裁者みたいな世界観で生きてることがわかった。(笑)