お手紙

こんばんは。死にたみが強くなったので筆をとっています。「圧」の強い紙です。圧が強い。こんなものに自分の気持ちを書いて500円で売っているオレ…状態。買っているあなたもヤバイですね。ヤバイ私のこと好きか、友達か、ヲチャか、もっと明確な悪意があるか…まぁそんなことはどうでもいいですよ。いやよくない。好きであってくれ。

 

今回は婚活のふりかえりと反省をしようかなと思っています。話すとめちゃくちゃ長くなってしまうんですけど…。なんだろ、理想が高いのかな?真田さん好きだからな…。なんか、とにかく、婚活パーティーカップリングして、デートを一回して、そこからつなげたことがないんです。スンゲーイライラしちゃうか、なんかもういいかーってなってしまうか。謎です。自分の感情の整理がついてなくて、言語化できなくて、なぜこのような段階で手紙を書こうと思ってしまったのか…。なにかを誰かに伝えたい。聞いてほしい。そういて次に進みたいという意思はあるのですが。まじでこれなんで金とってるのかいよいよ謎になってきた。金払って聞いてもらうやつだろこれ。すみません…あなたが他人の身の上話聞くの好きな人であることをいのります。

 

一度、もしかしたらこれうまくいったんちゃうか?って人のことを書きますね。その人とはオタク婚活パーティーで知り合いました。最初は話がはずまなかったんですけど、途中で最近見た映画が宇宙戦艦ヤマト2202だって話になって。そこからヤマトの話でもちきりになってカップリングしました。(気の合いそうな人に「いいね」みたいなのをつけて両方「いいね」つけ合ったらカップリングする形式)で、連絡先を別室で交換して。ちょいと駅まで歩きましょうって話になって。その人、なぜか二歩後ろを歩くんです。私、最初気のせいかな?と思ってゆっくり歩いて見るとまた二歩後ろ。キモッてなる気持ちをおさえて別れて、LINEをしてみると単語なんです。「おつかれさまでした」「ですね」「はい」とか。イラッですよね。でもその人、私の好きなヤマト2199のシーンがある映画のオマージュであることを教えてくれました。私、知識のあるオタクだ~い好き。まぁ映画のタイトル忘れちゃったんですけどね。しかもめちゃくちゃいい声だったんです。いい声ですねって言うと「よく言われます」って言ってました。ちょっと中田ジョージさんっぽい声です。私本当に声フェチなのでそこはえっらい気に入って。次また会う約束をしました。

 

で、次の週。私、その人の顔忘れててわかんなかったらどーしよと思いました。でも会ったらすぐ思いだしました。しかも、記憶より全然カッコイイ。ちょっと嬉しいですよね。私、でっかい声でがんばってしゃべってました。「わざわざ来て下ってありがとうございますー」とかなんとか。そしたらその様子を会社の上司に偶然見つかってしまったんですよね。一つ上の既婚者上司男性。ボーッとつったって、ユーレイでも見たかのように、口紅をひいてはしゃいだ私を見ていました。私、意外と冷静で。「25歳ぐらいだったら顔から火が出てたよナァ~」なんて考えながら無視して。でもあの時のことずっと覚えてるんです。はしゃいでる自分が急に第3者的になったみたいな不思議な感覚。

 

待ち合わせた人はまた私の二歩後ろを歩きながらボソボソ話してました。家庭環境や高卒であること、今はがんばって働いてフツーの人のフリをしているところ、私と似ていると思いました。なによりほとんど初対面の異性にそういう重いことまで話してしまう「気の効いてなさ」が似ていると思いました。そうしたら急にその人の考えが私の頭にながれ込んでくるような感覚になりました。「ボク、父親と二人ぐらしで、ゴハン良いもの食べてないんです。」私にはこう聞こえました。「お母さんが欲しい。ボクのお母さんになってよ。」。嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ。私は自分の認識がおかしいことに気づいていました。でも、会いたくない、もう二度と会いたくないという気持ちをおさえることはできませんでした。夜、その人からまた一言、二言のLINEが来て、はずみでブロックしてそのままです。

 

私はケッコン相手を探しているようでいてその実私の全てを愛してくれる父親を探している自分をその人の内に見たのか?あの激しい感情は自己嫌悪だったのか?その答え?問い?に向き合わないために私は、同じようなことを延々とくりかえしているような気がしました。

 

以上がコトのテンマツです。ご清聴ありがとうございました。