「神は見返りを求める」を見ました

はい……すごかったです。すごすぎました。全てのシーンを思い出すと胸が苦しくなります。ジェイコブが燃えるとことかな…。もうやめてーーーーーー。役者さんのお芝居もあるあるなイヤ~なセリフも、なんかちょっとひいた感じのカメラとかも全てがよかったです。全てが好きです。そして全てが胸糞が悪くてイヤです。

 

ユーチューバーが題材だけど、目の前の人をなんでもかんでもコンテンツ化して向き合うことを避けるのは現代人の共通の病だと思うので…。心当たりありすぎてしんどかったです。ラストシーンは嗚咽がこらえきれませんでした。もうだめだ。人生に爪痕を残されてしまった…。

 

「好き」より「嫌い」のほうが、心の底から存在を信じられるんですよ。なんでなんだろう。「好き」は、常にその証拠をかき集めたり定期的にメンテナンスや確認作業をしないといけない気がするんだけど、そしてそれは別にそんなに悪いことでもない気がするんだけど、「嫌い」は…身体が嫌いなんですよもう。だからもうこの話は私にとっては、「真実の愛の物語」でした。もうラストは愛だろこれ!?違うかな……知らんけど…。この監督に一生ついていこうと思いました。