やることが…やることが多い

漫画を再開したら急に言葉が出てこなくなった。なんということだ。でも、もういけるわ~思ってぶっつけでネームから描いた漫画はめちゃくちゃ滑ったから、やっぱり私はめんどくさがらずに一回小説にせなアカンわ…ほんま…。やることが…やることが多い。

 

最近めちゃくちゃいろんなことがあって、そしていきなりぶっ続けで漫画を描いて疲れてるので明日は休もうと思います…体調も悪いし。

「彼女がその名を知らない鳥たち」を見た

松坂桃李がなぜかグイグイくるところまではめちゃめちゃ面白かったんですけど、なんかこれ……好き要素が揃ってるのにここまでつまんねーかってくらいつまんなかった。なんかウェットでディープなテーマに反して演出が軽い気がした。とくに最後ベンチで隣同士で座ってべらべらしゃべるとか、死ぬ直前に出会いからのいい思い出が走馬灯のように流れるとか、なんかライトな恋愛邦画みたいなんよ。そういう狙いかもしれないけど、私はもっとガッツリ汚くしてほしかったなっていう気持ちがありました。セリフも説明的な気がしていちいち気になった。多分この映画は「言葉」が重要で、桃李と竹ノ内は本から引用した言葉を自分が考えたみたいに話したり、守れない約束したりして嘘八百なんだけど、阿部ちゃんだけが終始言ってることとやってることが一貫してる、というテーマが底流してるんだろうけど、けどそれにしたら言葉がなんか野暮ったすぎねーか!? ていう。最後阿部サダヲが鳥になるのもなんも脈絡なくて意味不明やしな……。お前の子供になるてゆーてたやん!! みたいな……。今のところツマンナイオブザイヤーです。でもこれよりツマンナイ邦画は世の中にクソほどあるやろうなとも思う……。

 

同監督の「凶悪」も結構つまんねーなと思った(たしか子供の運動会みたいなカメラワークだなと思った)けど世間では評価高かったから、私、多分この監督と合わないんだろうな……なにかが……。おじいちゃんの死体焼いてて焼肉食べたくなっちゃうシーンとか好きなんですけどね。なんか「彼女がその名を~」でも阿部ちゃんが死体処理を告白した直後にお肉食べてたから、この監督にとってみんなでお肉食べることって、なんか大事なニュアンスがあるんじゃないかな。知らんけど。

強い意志を持て

働きたくないけど失業手当がほしいので、しぶしぶハロワに行ったら職員のおじさんがめちゃくちゃ優しくて……めちゃくちゃ楽しく仕事を探してしまった。おい。なにをやっているんだ。働きたくないという強い意志を持て。

 

土曜日は冬だったのに日曜日から春になってしまった。春はとても苦手です。最も死を連想する季節ぶっちぎりナンバーワンです。猫とか母とかがいつか死んでしまうことを考えてしまってつらい。自分の死については、まだ、ツイッターに「死、なう!!」とか書いてそうだなという感覚しかない。当方死ぬまでツイッターをする所存。心なしか頭の働きも鈍くなってきたような気がしてきて……。毎日眠くて仕方ないです。どのくらい眠いかというと、「眠れなくなる宇宙の話」という本を読んで三回も寝落ちしてしまいました。全然眠れてるやんけ。本は面白いです!! ただ、私が宇宙で何が起こっていようとも眠れるタイプの人間やった。

 

 

てか、色々文章の勉強したら頭でっかちになって、だんだん言葉が不自由になってきた気がする。色気を出してしまった……。おれは……。もうだめや。順調に漫画と同じ道を辿ってる気がする!!!コワイネー。

バランス

 恋人が自分にめちゃくちゃ惚れているという状況では人間性がいつも試されているような気持ちになる。自分にめっぽう甘い私は、いつの間にか目をじっと見てニコリと笑いかけて機嫌をコントロールしたり、彼の買い物カゴに自分の紅茶のペットボトル(68円)を放り込んだりできるようになってしまった。付き合い立ての頃は対等であろうとして、何もかもワリカンになるように仏頂面で気を張っていたのに、なんたる体たらく。きっと68円とかからバランスは崩れていくのだぞーと思ってる、思ってるから許してください。素知らぬ顔をして紅茶を飲んでおいしーってニコリ。

 彼の車で一時間半かけて田舎のスーパー銭湯にきた。ごはんを食べて、ぬくぬく温泉につかる。免許を持たない(運転適性がないので持てない)私がここに一人で来ることはできない。この幸せは私一人では決して手に入れることはできないのだ。露天風呂で曇り空を眺めながら、この瞬間が人生のピークであとは落ちていくだけなんじゃないかっていう気持ちになる。悲しくはない。ただのこれから最も起こりそうな出来事。

 サウナで燻されて漫画を読んでゴロゴロして、最後にもう一度、と風呂に浸かる。私はなんでもいいから働こうと思った。地元のコンビニとか、本屋さんとかで、大学生と主婦に囲まれて。年下の先輩に怒られたり変な噂を立てられたりしながら、合間に小説や漫画を作って。それでいいじゃないか。それがいい。きっとそうして関係性の均衡は主体的に保たなければいけないんだ私よ、68円を払え。こんなのどうせ湯冷めと同時に冷える程度の決意だ。私は自分に甘いから。

ドライブ・マイ・カーを見た

ドライブマイカー……!!!!語れば語るほど野暮になる気がするドライブマイカー。とても前衛的なお芝居を観たあとの感じでした。ヤなヤツの岡田将生がまたイイのよ……顔がよくて……。岡田将生にめちゃくちゃ萌えました。こういう俳優おる。

3時間絶対寝るだろと思ってたんですけど案外起きていた。登場人物の感情がずーっと自然に追えたからかな。登場人物たちは全員(私たちが普段からそうであるように)、ウソ言ってたり、ごまかしたり、ちゃんと質問に答えなかったり、一見全然会話になってない風なんだけど、どんな気持ちかは観客にはビシビシわかる。多国語を使った劇中劇と同じ構造なんだよね。そして、劇中劇のセリフがまた登場人物たちの感情をぼちぼち補完していく多重構造。アァ……頭が痛い。

 

セックスのあと物語を語る女ってもう完全に村上春樹ファムファタルなんだけど、最後はドライバーと疑似親子的セックス抜きの関係性になって、ファムファタルに抗う&弔う話なんですよね。謎なんてなくて、そういう人だったんじゃないですか?っていうセリフがよかった。ほんまに。村上春樹ファムファタル概念大好き人間やけどこれも読まなあかんな…てなりました。

 

最後のほうで私はまだ……「ほんとう」に人を愛したことがないわ!とかゆーて謎の気持ちになってました。(笑)創作意欲もわいたしいい映画でした。もっと映画館で映画を見よう!!

アウトプットよりはるかに難しいインプット

テキストを一気に書いて疲れたのか、今日は昼まで死んだように寝ていた。そろそろインプットしないといよいよなにも出なくなりそうなんだけど、全然気が進まない……。増えていく積読積み映画。ウウウッウッウウウウ。アウトプットよりはるかに難しいインプット。きっと使ってる脳の場所が違うんだと思います。調べてみたらほんまに違うみたい。アウトプットは前でインプットは後ろやねんて。へーぇ。私は頭痛持ちなんだけど、痛くなるのはほとんど左の前なんだよね。それとも関係あるんだろうか。

いっそ裸で生きたいわ

いっぱいネタ書けそうなのってやっぱり服のことかなぁ…と思ってnoteで服のことを書き始めたんだけど、noteであるがゆえに、自意識に肉薄した服という題材であるがゆえに、四方八方に忖度しまくった文章を書いていたら身体の調子が悪くなってきたのでこちらにきました。なんやそれ。漫画と違ってテキストやったらいくらでも書けるわーとおもて安易に始めたけど、結局SNSごとに特色あって色々合わせていかなあかんしなー。ハァー。社会で生きていくってなんでこんなに大変なのかしら。いっそ裸で生きたいわ。

 

そういえば小説はもう書き終わったので、ココナラで見つけた作家さんの有料添削に出してますー。今回色々な人に下読みしてもらったら、「ここが描写足りてないなー」「これは結構みんなに通じているなー」とか色々わかって面白かったです。あと、SNS忖度を何もかも取っ払って自由に書けたという経験がとってもよかったです。賞とかなんも引っかからんかったらnoteにぺって貼っつけて売ろ……。

 

なんかさ…多分本当に漫画の自信がなくなってるんだと思う。(笑)