なんだかニャ~(あるいは薄い氷の下の海)

会社の黒幕先輩(物語の黒幕のような口調で話すから黒幕先輩)は奥さんのことを「(あだ名)クン」と呼んでいて、たくさんある彼のチャームポイントのひとつなのだけれど、いかんせん奥さんがいるんだよな。

 

一緒にコンピニ行ってお昼食べて作業して、「ああ、もう疲れたニャ~」「なにがニャーだ。ここは家じゃないんだぞ」キャッキャッなんてやってると、なんだか、なんだかニャ~って気持ちになってくる。

 

もしかして私たちは今薄い氷の上にいて、それはどちらかが力を加えれば簡単に割れて、もっと深い場所に行けるんじゃないだろうか。とか。冷たい海の中で光るあのきらきらを、手に取ったりできるんじゃないだろうか。私だって。なんて。思ったりしないでもない。

 

そんなことで頭ん中いっぱいでもダカダカ仕事はできるのだから、私も随分と大人になりました。