男に絶対負けたくない

今の会社って周りが男性ばっかりだから、ダンボール箱重~いとか言ったり、ゴミ袋を2、3個抱えてたりすると、スッ…と持ってもらえたりするわけです。「私、今、『女扱い』されてる…!」衝撃ですよこれわ。30年間『女扱い』されてこなかった私にとってこの境遇はアタマに雷が迸るほどの快感なわけです。そうして舌足らずで語彙を減らして喋ったりして女生活をENJOYしているEVERYDAYなわけです。

 

今日は会社の飲み会で、私の教育係の詩人パイセン(実際「オレ、詩人やねん」と自己紹介した)の嫁が参戦したんだけど、この嫁がまた顔の造形や姿形、立ち居振る舞いも綺麗な人でね。髪をまいて薄化粧してきたもんだから百戦錬磨って感じで。詩人パイセンとは大学時代からの付き合い。そんな人たちがおそろいの結婚指輪をキラつかせて「俺今筋トレしてるねん」「えらいねぇ~」などと仲睦まじい様子を繰り広げるわけだから、氷少な目ウーロン茶も進みますわな。はいはい、私のような者などが調子に乗って空想上の女をなぞって振舞ったりしてすみませんでした。本当の女ってこういう人のことやんね。わかるわ~。実際わかってたわ~。ちゅーか、詩人パイセン、飲み会行く前、エレベーターで自分が持ってるゴミ袋半分私に「ホイッ」て渡してきたしな。わかるわ~。実際わかってたわ~。なるほどあれが敗北の形重さだったんですね?

 

男に絶対負けたくない。絶対負けたくないから誰からも愛される女になりたい。愛されるということで男に勝ちたい。でも私の顔面とポテンシャルじゃ無理だな。と思いながら携帯弄ってたらよく見てる通販のサイトやっとセールが始まった。そうして「これさえ着てれば楽して女っぽ」みたいなやつを買います。