俳優亀岡拓次見ました

同じ監督の「ウルトラミラクルラブストーリー」がクソつまんな過ぎて途中で四時間寝たとか書いたんですが 、亀岡拓次はめっちゃ好きな映画だなと思いました。

 

安田顕さんの姿が大好きなので、安田顕さんのことを見ているだけで幸せになるというか…安田顕さんのアイドル映画だなと思いました。独身だから既婚の俳優さんより多少オシャレだったり(でも着替えはない)、おしっこの時必ずパンツまで下げたり、他人の好き勝手なアドバイスが的を得てるんだか得てないんだかよくわからなくてウーン?ってなったり、舞台の女優さんを好きな気持ちが挙動や言動からはそんなに伝わってこなかったり、芝居を注意されて聞いてるんだか聞いてないんだかよくわからない返事をしたり、必ずもらいタバコをするのは節約なのかもしれないけど、そこまでお金ないようにも見えないから、もしかして彼なりに人に甘える為の処世術だったりして…。とか、とにかく亀岡拓次について見て、考えるのが楽しかったです。虚構と現実がなんとなく混ざるのも面白かった。電車のアナウンスが全て英語で異世界感出てたり。見たあとは人生脇役な私でも生きてていいんだなーという気持ちになりました。なんかそういう時って、映画を見る前は気にならなかった売店のお姉さんとか、コンビニの店員さんとかにすごく存在感を感じます。あっこの人もこの人も、実は背景じゃなかったわ…みたいな。

 

そのあと噂のキンプリを見たのですが、ラストシーンの「イヤなこと全て忘れて空高く飛ぼう~(うろ覚え)」とか言って羽生えて空に飛んでった主人公と、砂漠の荒野を歩いていく亀岡拓次が、メッセージが綺麗にシンメトリーになっていて、前頭葉がジンジンしました。キンプリは開始前に隣の人に飲み物を零されて服が濡れたのですが、それが気にならなくなる程度には元気になりました。