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ビューティフルマインドを見ました

映画感想

最近、相棒12-2「殺人の定理」を見て、雷に撃たれたように数学者の可愛さに目覚めてしまいました。しかし調べれば調べるほど数学者に焦点を当てたフィクションってすごく少ない。やっと見つけたこれも数学というより統合失調症がメインの話だったような…。事実を美化してるとか、統合失調症ってこんなんじゃないとか、そんなことはどうでもいいんですが、一番衝撃的だったのはジョンナッシュが初めて心を通わせた友達のチャールズが幻覚だったことです。奥手で偏屈なジョンが、心の中では放蕩者でアル中で女にだらしないルームメイトを望んでいたなんて…。めちゃくちゃ萌えました。小学校の先生に心が半分しかないって言われたことずっと気にしてて、でもそれを笑い飛ばしてくれたチャールズは幻覚、論文が書けなくてウジウジして頭爆発しそうになってた時、でもそれを笑い飛ばしてくれたチャールズは幻覚…。わいはなにを信じればええんや…。お別れのシーンもすごくアッサリしてたので、最後までボカーンと穴が空いたままの気分でした。

チャールズもその姪っこもパーチャーも、奥さんにとげとげしい態度をとられて寂しくなったり、自分が社会的に惨めになったりすると出てくるんですね。きっと私たちにとっての「気分」と同じようなものなんだろうなと思いました。ジョンは現実に向き合い続けて最後は報われたけど、幻想はその道程を助けてくれた肯定的な面もあって…。例えば根を詰めていたジョンを「最後にいつ食べた?」と、チャールズが気遣ってお酒を飲みに誘い出すシーンとか。(のちのちジョンが同じセリフで学生に向き合った時、チャールズはジョンの持っていた一面でもあったんだなぁと思いました)幻想はジョンの人生をめちゃくちゃにしたけど、偏った人間だったジョンが完成するためには必要不可欠だったのだろうなぁ。

ところで、ジョンが精神病院で「私の名前はジョンナッシュ!! 意思に反して拘束された!!」とか叫んでる時に、警察に捕まった時の名護さんを思い出して、自分の名前を連呼するタイプの錯乱はやっぱり相当ヤバイんだなと思いました。